よろぶん あにょはせよ〜
韓国ミュージカル「ウィリアムとウィリアムのウィリアムたち」
뮤지컬 윌리엄과윌리엄의 윌리엄들
を見て来たよ!
シェークスピアの作品かそうでないか、それが問題だ!
惠化駅の電光掲示板がチョスンウ형の「神聖な離婚」でジャックされてた💕
前回、パンが残念だったサンドウィッチ屋さんリベンジ
パンを玄米パン(+3000ウォン)に変えたら、めちゃ美味しかった。
【シアター】
ミュージカル ウィリアムとウィリアムのウィリアムたち
大学路アートワンシアター2館
2023.3.8 ~ 2023.5.28
アートワンでは、演劇「나쁜자석」と「ビューティフルサンディ」もやっています
カーテンコールデイだったんだけどめちゃいい席取れた!
2階1列目ど真ん中!!
韓国ミュージカル「ウィリアムとウィリアムのウィリアムたち」は、シェークスピアの贋作者として有名なウィリアム・ヘンリー・アイランドと父をモチーフにしたミュージカル。
2022創作産室の「今年の新作」として作られた今年期待の新作です。
【あらすじ】
産業革命が始まった18世紀末ロンドン。
忙しく働く工場くらいに増える資本が身分さえ変わっていくそんな時代。
人々の注目を一気に集めた事件が発生する。
シェイクスピアの遺物なら何でも熱狂していたロンドン社会にソネット原本、遺言状、借用証書、書簡までシェイクスピア未公開の遺物を所持していた「アイルランド父子」が戯曲<ヴォーディガン>偽作論争で1796年4月裁判に立つことに。
「シェイクスピアの作品か、そうでないか」を置いて繰り広げられる激しい攻防
息子のために情熱的な弁論を繰り広げるウィリアム・サミュエル・アイランド、陳述の代わりに自分の話を始めるウィリアム・ヘンリー・アイランド、そして新しい遺物を持って現れた未知の紳士H。
この裁判の結果は果たしてどうなるのか?
このミュージカルの開幕を記念して大学路のあちこちに
シェークスピアの未公開戯曲「ヴォーティガン」世界初上映!のチラシが配布されたのですが
このチラシをMDブースに持って行くとH씨のセリフスタンプを押してもらえます。
「信じたいことを本当にすればいい。本物か偽物かは関係ない」H
【キャスト】
ウィリアム・サムエル・アイランド役 キムスヨン 김수용 배우님
H役 ジュミンジン 주민진 배우님
ウィリアム・ヘンリー・アイランド役 イムギュヒョン 임규형 배우님
創作新作+ジュミンジンという安心感💖
二日連続ジュミンジン
まず、客席に座ったら中世の劇場みたいに赤い幕が下りていて、そこからかすかに舞台が窺われる感じ
で、幕が開いたらこの👇可愛らしい小道具がごちゃごちゃした素敵なセット
もうこの時点でこの舞台好き💕ってなること間違いなしなのに、この可愛らしい小道具達がストーリー上でも大事な役割をしてくれいて、作ったひと天才かって思ったよね。
ナンバーがとにかく最高で、最初にHがこの舞台の幕を開けるナンバー「어떤 재판」
비 내리는 런던의 거리~~ですでにもうここはロンドン!ってなる
今にも理髪師の仮面を被った悪魔が出て来そうなwwww(違)
ヘンリーがサムエルにHを紹介するナンバー「H씨」では、サムエルのツッコミが冴える😂
H씨に「ぼくにとっては君の物語の方が魅力的だ、聞かせてくれ」って言われた時のヘンリーの表情や地図を見せるところとか二人で海賊船に乗って冒険する物語を紡いでいるところとかもう鼻血が出る
(しかも、この人おとといは海賊だったし、とか思うからより一層楽しい)
ヘンリーとHのハーモニーは物語上すごく大事なところで、ここがカチッとハマちゃった感じ
「みんなが信じれば嘘も本当になる」では
私の大好きな「ファンレター」を彷彿とさせる高揚感と憂いがあって
「Lが一つないウィリアム」では、サムエルの哀しみが痛くて
歌詞の「私にないLはLIKEのL」とか『いいね!』を欲しがる現代人の哀しみに通じるところがあるし
冒頭で学校を追い出されたヘンリーにサムエルが「お前は息だけしていればいい(私の迷惑にならないように黙っていろ)」っていうんだけどこれヘンリーの手によって意味が変わるの。
もう、最高じゃない?
そして、ちょいちょい挟まれる兄さん達のダンスがキレキレで、ハラハラドキドキきゅん💕なる
もうね、いいたいことがたくさんありすぎる。
イムギュヒョン배우님、スヨン배우님、ジチョル배우님はこの作品を台本リーディング時点から参加してしているメンバー
イムギュヒョン배우님の歌唱力と演技力はみなさんご存知のことと思いますが、「사라진 이야기」での彼の後頭部から滲み出す喪失感と絶望で全てが沈黙してしまうレベル
想像力で生きてる人間にとってストーリーが生み出せないのは、こころが死んだのも同然だから。
よくウィリアムシェークスピアは一人じゃなくて複数人のペンネームだみたいな話は、まぁよくあるじゃない?
だから最初あらすじを読んでそんな話かな?って思ってたんだけど、全然違った
観た後に調べたらウィリアムヘンリーアイランドって人は、本当に贋作者として存在した人だった!
この未知の紳士Hを演じるジュミンジン배우님が手も足も長いから、コートを着て飛んだり跳ねたり踊ったりがめちゃくちゃかっこいい!!
こんな人間いていいの?
フランス紳士の設定なんだけど、ちょいちょい舞台の端でお茶飲んでるwwwww
このティーカップはミンジンぺうだけの小道具で特別に用意したんだって👇
ロンドンのサロンで貴族たちが噂話をするシーンでは、腰掛けて一列目の人たちに「最近、疫病が流行ってるんですか?そんな未来があるかもしれない」とか話しかけてた🤣
演技の上手い俳優が上に下に飛んだり跳ねたりくるくる踊りながら歌う最高のナンバーを聴きたいなら、ぜひ来てください!
「ウィリアムとウィリアムのウィリアムたち」観覧まとめ
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