よろぶん あにょはせよ〜

ソウル市庁で開催されている
『錦モロ丹青:ソウル』展
(クムモロタンチョン:ソウル)
금모로단청:서울
に行って来ました。

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【ギャラリー】
금모로단청:서울 도화림
2024. 10. 02 ~ 2024. 11. 26
ソウル市庁8階 ハヌル広場ギャラリー
観覧無料

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ソウル広場では12月に向けてクリスマスツリー
毎年恒例のスケートリンクの工事中でした💕

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市庁の正面玄関から入って右側にあるエレベーターへ向かいます。

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この展示のために丹青が床に描いてある💕
かわいいよね💕

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ギャラリーの詳細は、公式SNS

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ハヌル広場専門エレベーターで8階へ

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『錦モロ丹青:ソウル』展
クムモロタンチョン:ソウル
금모로단청:서울

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展示に向けて
『丹青』は五方色(青、赤、黄色、白、黒)を利用して木造建築物を美しく飾り、雨風から木材を保護する機能をする。
丹青は、建築物の位階によって「ガチル丹青」、「グッキ丹青」、「モロ丹青」、「錦モロ丹青」、「錦丹青」の5つに分かれているが、朝鮮時代宮殿の主要建築物にはモロ丹青より華やかだが、錦丹青よりは単純な「錦モロ丹青」で描かれている。

今回の展示会では、こうした「錦モロ丹青」を模写して応用した作品を披露する。
展示された作品は、丹青顔料と膠を使って実際に国家遺産を修理する方法で製作された。
ほとんどの人は、実際の木造建築物の丹青を近くに観察する機会があまりありません。

今回の展示会を通じてソウルの重要な国家遺産の丹青を間近で詳しく見て、現代人の視点から伝統丹青を眺める経験をしてみてください。

景福宮 光化門
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【作家グループ紹介】
『図画林』
図画林は、朝鮮時代に丹青を担当した国家機関である『図画署』から名を取り、洋画、韓国画、デザイン、版画など多様な専攻の作家たちで構成されている。
図画林の作家たちは国家遺産修理士『화공』、国家遺産修理技術者 丹青の国家専門資格を保有しており、国家遺産を修理できる匠人たちだ。
彼らは伝統丹青の美しさを継承し、その価値を現代に知らせるために活発な作品活動をしている。


宮殿、寺院の丹青の特徴


班子초
宮殿の殿や堂の天井にある班子を集めた物

正面から見て
景福宮 徳寿宮 昌慶宮
 東廟 景福宮 景福宮
昌慶宮 景福宮 慶熙宮

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昌徳宮 上涼亭の天井
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上涼亭👇は一般観覧のできない建物だから見られて嬉しい!!
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景福宮 集玉斎の屋根の真下
(後門から入ってすぐの建物)

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東廟の柱貫
東廟市場にはよく行くけど東廟の中に入ってみようと思ったことはなかったから今度行ってみてみよう

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景福宮 八友亭の柱貫
集玉斎と隣接している亭

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景福宮 協吉堂の大梁
(外国人に人気の生果房のお向かいにある建物)

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景福宮 康寧殿の大梁
(思政殿の後にある寝殿)

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昌慶宮 明政殿の柱貫
(昌慶宮の正殿)

左が復元模写、右が現状模写
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ここからは、図画林の作品

『쌍거북도』김슬기
宮殿でのみ使用することが許された龍、鳳凰、亀、麒麟
特に、亀は長寿、吉兆を象徴していた

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『당신의 어떤 모습도 단청』신해원

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『레이어드 서울역』남궁건일

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『創作丹青』
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ソウル市のシンボルキャラクター
ヘチと仲間たちの丹青

現代と伝統を融合させて、アイパッドなどの現代機器を使用して制作
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よくよく見たらヘチや仲間たちが隠れている可愛い丹青


ギャラリーの上、9階にはカフェがあります。

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静かでゆっくり休むことができますよ💕










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