よろぶん あにょはせよ〜

韓国演劇「ジギルとハイド」 Jekyll and Hyde
연극 지킬앤하이드
に行ってきました。

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【シアター】
演劇「ジギルとハイド」
2025.03.04 ~2025.05.06
大学路 TOM2館



チケットボックス窓口は、左側

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本公演記念タイムセール S席50%割引

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再観覧カードは、初回から発行

例のグロテスクなドアがデザインされている。

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スタンプ4個 50%割引券1枚
スタンプ8個 50%割引券+戯曲集

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【作品紹介】
イギリスの小説家 ロバート・ルイス・スティーヴンソンが1885年に書いた小説『ジギル博士とハイド氏』Strange Case of Dr Jekyll and Mr Hyde を
スコットランドの劇作家ゲイリー・マクネアが再解釈し1人劇として制作した戯曲

語り部のアターソンをはじめとした全てのキャラクターを1人で演じるモノローグ劇

ガブリエル・ジョン・アターソン(ジギルやカルー卿の弁護士)
リチャード・エンフィールド(ハイドの凶行を目撃しアターソンに語る人)
ヘンリー・ジギル
エドワード・ハイド
ラニョン博士(ジギルの友人で深刻な秘密を知ってしまう)
執事のポール

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チェ・ジョンウォン최정원 배우님、コ・フンジョン고훈정 배우님、ペク・ソクグァン백석광 배우님、カンキドゥン강기둥 배우님
錚々たるラインナップ!!

演出 이준우 연출님
グリーンカンパニー 制作

2025年 韓国初演

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【あらすじ】
「彼は私の友人でした。少なくとも、そう信じていました」
弁護士ガブリエル・ジョン・アターソンは、長年の友人ヘンリー・ジキルの奇妙な行動と遺言状に疑問を抱く。
遺言状には、ジキルのすべての財産が正体不明の男、エドワード・ハイドに帰属されるという内容が含まれている。アターソンは、ハイドの正体を明らかにするために、ジキルの周辺を調査し始める。
しかし、ハイドという名前は悪い噂しか聞こえてこない。
彼は暗闇の中でジキルの人生を脅かし、徐々に姿を現す。
アターソンは友人を救うために苦労しているが、ジキルの秘密はますます理解できない方向に流れる。
演劇はアターソンの記憶の中の回想を中心に、ジキルとハイドの葛藤とこれを見守るアターソンの苦悩を通じて人間内面の善と悪、そして選択の重さを探求する。
物語の終わりに、アターソンは自分に尋ねる。
 「私は彼を救えたのだろうか?」

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【キャスト】
パフォーマー #カンギドゥン #강기둥 배우님

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【レビュー】
実は、私はかの有名なミュージカル「ジギルとハイド」を見たことがない。
見たことがないので、違いとかは語れないのでお許しください💦

この演劇は、全てを1人で語るモノローグ劇な上にセットも小道具も最小限
あのドア、ポールハンガー、テーブル、椅子
コートと帽子
あとは照明

ハイドの照明だけ緑色でわかりやすい演出



チェ・ジョンウォン최정원 배우님がイントロで話しておられる
「ご覧の通り私はよく管理しています。今までも、これからも」
というのは최정원 배우님ご自身がよくインタビューでおっしゃっている言い回し
この部分、キドゥン배우님は、「今この瞬間、今、ここ」っておっしゃっていました。
「笑っていいんですよwww」って。

一人劇で開幕週だからこっちも緊張してたから、空気が緩んで雰囲気が良くなった。
イントロは、「ぼくはこういう人間なんですよ」って語って観客との関係作り。

そんな風に観客にどうやってこの語りを聞いたらいいかって体勢を作ってから、ある日曜日にね。
あまり性格の良くない親戚との散歩中に
って話が始まる。

(カーテンコールイベントデイ)
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ロンドンの裏路地にぎゅうぎゅうに立っていて正面に窓が一つも無い建物のこのドアを前にして、グロテスクなドアの話をエンフィールドに聞かされる。
(イギリスは1800年中盤まで窓の数を課税対象としていた)
それを、キドゥン배우님が全身で説明してくれるから、ここはもう霧の立ちこめる不気味なロンドンの裏路地にしか思えない。
話に集中してるから、鳩が飛び出してきてびっくりするw
(実際に、鳩は出てきませんよ)
中間中間突然びっくりさせられるけど、これが癖になる。

なにより、ディクションがスンバラしすぎる。
英国紳士の衣装がよく似合う💕



話の終わらせ方が最高にカタルシス。
道徳としては、これを気持ちいいって思っちゃいけないんだろうけど、落語みたいな完璧なオチすぎて鳥肌が立つ。
イントロってこれのためにあったんだ!ってなる。




コフンジョン배우님 インタビュー












キドゥン배우님の一人劇は、この作品も素晴らしい!!







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