よろぶん　あにょはせよ〜













ペアフォトカード進呈デイ



ギプンの会社「ココナッツ株式会社」のマスコットキャラクターがデザインされたうちわ進呈
劇中で登場するアイテム














【レビュー】
久しぶりにこれだから演劇はやめられないって改めて感じさせてくれる演劇だった。

最初は、ドンウォンのはっきりしない態度に「え？コイツなんなん？？？？」って思っていたんだけど、だんだんそのなんだかわからないものの姿がはっきり見えて来て「わ！」って鳥肌。
流石に10年も隠れて見守るのはキモいって！

話題がぼんぼん飛ぶな〜って最初は思うのよ。
まあ、幼馴染が集まって話してたら、話題は飛ぶよね〜って聞いてたら
３人の会話からだんだん「あのセリフを言い淀んだ理由」「唐突に話題に出る人物」「突飛よしのない話題転換」の理由がわかってくる。
妙に記憶力のいい二人の細かい数字にも意味がある。
ナムヒ배우님の絶妙な雰囲気もいい調味料！

イェグリーンの舞台をなぜこんなに窮屈に作ったん？って見てたのが
舞台の物理的な全体が見えてカフェがプールにしか見えなくなってくる。

戯曲では３人は50歳の設定なんだけど、Cチームは他のチームより若いので45歳の設定になってる。
その年齢設定がミョーにリアルで生々しい。
20歳くらいの隠し子がいそうなリアルな年齢。
友人のお葬式で古い友人に久しぶりに再会するリアルな年齢。

小学校も中学校も1個しかない狭いマウルで生まれた時から一緒に育った３人
「ギプンのバカ！アホ！」が口癖のナヨンは登場する前から、ナヨンはギプンが好きなんだなってわかる。
少なくともナヨンの口癖を真似するドンウォンはそう思ってるって直感でわからせてくれるジュホン배우님がすごいのか。

終演後開かれた「観客との対話」イベントで
「お姉ちゃんでも、エリでもなく、私に言って」は衝動的な発言かどうかって話題になって
ウンソン배우님が「（私のナヨンは）前から好きだったとかはないと思う」っておしゃってて観客みんなで深く頷いたというおもしろ現象が起こったんだけど。
あらすじを読んだら、昔から好きだったんじゃないかってミスリードされそうなんだけど。
でも、死という現実を前にして「このまま毎日同じループの中で人生が終わってしまったら」「病気になってもだれもそばにいてくれなかったら」「この子のそばに誰もいないままだったら」て思う気持ちはすごくわかる。
これ、文字で書いたらすごく利己的で語弊が生じると思うんだけど、３人の演技が素晴らしくてじわ〜って伝わってくるのよ！
ボキャブラリーがないのが悔しいくらい。



この日は前の晩から午後まで大雨で、水が溢れていたのだけどロビーに入った瞬間にカルキ臭がすごくて「本当にプールみたいだな〜」って思った。

舞台設定が「半地下の喫茶」でこの劇場は地下にある
セリフとセリフの間に水が流れる音がする
ぽちゃんぽちゃんって
でも、だんだん流れ出る音に変わっていく
プールに溜まっていた水が流れ出て、水中から見上げてお姉ちゃんと会っていたドンウォンが水の外に出てくるんだな。
プールサイドでは、きっとナヨンとギプンが昔と変わらず言い争いをしているだろう。
（ジュホン배우님はGVで「水の音は聞こえない」って言ってたw）

「観客との対話」中に「ギプンはなぜそんなに脱ぎたがるのか」って質問があってw
ナムヒ배우님が「いやいや、台本に書いてあるんですって！」て弁明
MCで参加した同じギプン役のソクジン배우님が「俺は腹は出さないよ？」って追い込んでいたのだけど原作を読んだらたしかに「シャツをめくって腹を見せる」って書いてあったwwwww
「Cチームが今シーズンにいただいた台本に最も忠実なはずです」と胸をはるナムヒ배우님
（ソクジン배우님は去年のリーディング公演にも参加していた）

ちなみに原作では楓太は舞台の上で礼服から普段着に着替えるんだけど、ギプンは着替えれないまま帰るに演出上修正されている。



えりは長女の名前にマウルの名前を付けた。
ドンウォンは彼女の名前を店に付けた。
みんなは彼がマウルを懐かしがって名を付けたのだろと思うだろう。
でも、自分の名が付いた喫茶が駅前にあったら彼女がフラッと入ってくるかもしれない。
やっぱり、ドンウォンはキモいな（褒め言葉）

本当に面白かった！
こんな面白いって知ってたらAチームもBチームも見たのに！！
残念！！













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— Rina (@rukaruka3104) September 23, 2025

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