よろぶん あにょはせよ〜

韓国インディーズ映画『寒蘭』
邦題『済州島四・三事件 ハラン』
英題『Hallan』
영화 한란 
に行ってきました!

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東大門CGVへ

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'2025アートハウス独立映画PICK'とは、
CGVが独立・芸術映画観覧拡大のために今年下半期注目すべき韓国インディーズ映画6編をリレー形式でCGVアートハウス設置劇場で上映する企画

10月29日から 『1980 サボク(1980 사북)』
11月19日から 『トンジャム(통잠)』
11月26日から 『寒蘭(한란)』👈イマココ

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【作品紹介】
2023年第27回プチョン国際ファンタスティック映画祭
『그녀의 취미생활(彼女の趣味)』で長編NH農協配給支援賞を受賞した하명미 감독님の新作

ハミョンミ監督が済州島に移住して12年
移住するまではよく知らなかった四三事件を毎年4月3日が訪れるたびに悲しむ隣人たちを見て、いつかちゃんと記録すると決心
全体にわたって済州島の言葉を話すので、標準語の字幕付き。

『寒蘭』とは
地面に根を広げる、地生蘭
冬の寒の時期に咲くためカンラン(寒蘭)と呼ぶ
東洋ランとして栽培され、野生個体はほとんど見られないほど減少
第191号天然記念物に指定されているため、映画に登場する寒蘭は展示館にある寒蘭を美術的に演出したCG
洞窟シーンを撮影したロケーションは、実際に虐殺の現場

日本では、2025あいち国際女性映画祭で上演

脚本・監督 하명미 감독님
コアジン役 김향기 배우님
カンヘセン役 김민채 배우님

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【あらすじ】
1948年、済州
討伐隊を避け、漢拏山に隠れる「アジン」(キム・ヒョンギ)は、娘「ヘセン」と生き別れることになる。
アジンは村に置いてきた娘ヘセンを心配しながら山に登っている途中、兵士たちが村を全部燃やしたという知らせを聞く。
アジニは、娘を探すために下山を決心する。
娘を救いに行く母アジンと母を求めて山を登る娘ヘセンの生き残るための生存旅が始まる。
私たちが忘れてはならない出来事がここにある。

【本編予告】


【レビュー】
何から書いていいのかわからない。
セリフの一つ一つがとても丁寧に書かれているという印象。
優しい済州島方言でより感情が伝わって来やすかった。
西側の方言を使うアジニたちと東側の方言を使うジョンナムや洞窟に逃げて来た親子、標準語の軍人と警察。
済州島の言葉でお母さんは『オモン』って言うんだって。
でも、子供がお母さんを呼ぶのは『オモニ』だって地元の人から指摘されて、修正したと監督がインタビューで話してて言葉にものすごく神経を遣って作っているのがヒシヒシと伝わってくる。











ネタバレを書かないとレビューにならないので、ここから下はネタバレ注意です。















ヘセンからしたらついこないだまで家族3人で「う◯こ、くちゃいね〜」って笑っていたのに。
おばあちゃんもいて。豊かではないけどあたたかいお家に、立派な黒豚さんもいて。
大きくなったらお父さんみたいに文字を覚えて本をよんで、何にでもなれたのに。
そんな子供がやっと口にした言葉が「おかあさん、しなないで」だなんて!

村のムダン(霊媒師)であるボンスンが、言葉を失ったヘセンに「見てはならい物をたくさん目にし、聞いてはならないことを耳にてしまったのね」っていう言葉がすごく刺さった。
現代を生きている私たちも、見てはならないものたくさん目にし、聞いてはならない言葉を耳にし続けているのはないだろうか。そんな心を見透かされ癒された気分になった。

김다흰 배우님が演じるジョンナムが「軍人や警察らを退けたら、新しい世の中がやってくるんだ」ってずっと言っていて、自分にも言い聞かせているようで。
それは、ヘセンの父親を殺した後もずっと言い訳のように言っている。
(父親を含めた4人は同志)
そこに、偶然出会したアジニに「本当にそんことで新しい世の中が来るの?」って言われて言葉を詰まらせる。
ミュージカル「名前のない約束たちから」でも語られていたけど、1日1日を生きるのに必死な庶民にとって共産主義か民主主義かという問題は空の上の問題だ。
討伐隊の嘘の「チラシ」を信じて下山した来た村のひちたちが雨が来るからってみんなで協力して、藁でヘサン用の雨具を作ってくれる。
「世の中が落ち着いたらまた会おうね!」って別れる。
行っちゃだめだ。

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討伐隊の中にムン一等兵という青年がいて、彼についてはほとんど説明はなく敬虔なクリスチャンのようだということしか描かれていない。
白旗を降っている老人まで社会主義者だと勝手にレッテルを貼って自分の勝手な都合でただの数字として処理していく行為を横で見ていて、彼は二人に手心を加えてくれるんだけど、彼は彼でどんどん追い詰められていって、最終的に「主よ、僕は罪を犯しました」って銃口を自分に向ける。
彼の言った罪とはどれのことなんだろうか?

ちなみに、観覧後GVの動画を見たら、削除されたムン一等兵の家族のエピソードがあったとのこと。
ムン一等兵には、ヘセンくらいの娘がいたって設定だったんだって😭



アジニが洞窟で
「ヘセンア、世の中が静かになったら学校に行って先生のおっしゃることをよく聞いてね。
文字も覚えて、そしたら私たちのことを書き残して。
口から出た言葉は消えてなくなるけど、書いた物はずっと残るってあなたのお父さんがよく言っていたわ。そうしなければ、私たちがこうしていたことを誰にも知られないことになる」
ってヘセンに言い聞かせるのが、いろんな意味に聞こえて耳から離れなかった。

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数えで6歳の子供を取り調べ、調書には「暴徒」の文字
いや、おかしいでしょ!なんでこんな子供が暴徒なのよ!

エンディングクレジットの途中で曲が変わるのだけど、歌詞が椅子にズズズって沈み込み丸まって泣きたくなるほどの衝撃だった。
문일병 목소리인것 같은데...
絶対、最後まで見て!!







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アートハウス独立映画PICK作品を4作品観覧したのに、
最後になってやっとピンバッチゲットできた〜

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公開日観覧者にもピンバッチくださいよ〜〜😢

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